【初心者向け】Web サイトをインターネット上に公開する前に知っておきたい基礎知識

皆さん、こんにちは。管理人です。この記事では、Web サイトを作ってインターネット上に公開する前に知っておきたい基礎知識などを述べようと思います。

Web サイトがブラウザに表示される仕組み

まず、Web サイトがブラウザに表示される仕組みについて簡単にですが説明しておきたいと思います。すでに知っている方は適当に読み飛ばして下さい。

上の図において、まず私たちはパソコン上やスマホ上でブラウザを立ち上げて、特定の Web サイトにアクセスします。すると、そのアクセスはどこかにある Web サーバーへとつながり、Web サーバーは要求されたページをブラウザのほうへ返します。こうしてブラウザに Web サイトが表示され、私たちはそれを見ることができるのです。(本当はドメインと IP アドレスを紐づける DNS という仕組みやキャッシュなどもかかわってくるのですが、基本的な流れはこのようになります。)

レンタルサーバーとは

さて、前の説明からわかるとおり、Web サイトを公開するためには Web サーバーが必要となってくるわけですが、これを自前で用意するとなると大変です。私が調べてみた限りでは、自前で Web サーバーを用意することも不可能ではなさそうなのですが、いろいろと専門的な知識が必要となってきますので、少なくとも Web 初心者にはオススメしません。

ではどうするのかというと、(共用の)レンタルサーバーを使います。業者が所有するサーバーを複数人のユーザーで共有して使うので、比較的安い費用で使うことができます。なお、無料お試し期間のついているレンタルサーバーも(私が調べた限りでは)けっこうありました。

ドメインとは

ドメインとは簡単にいうと、インターネット上の住所のようなものです。より詳しく述べると、IP アドレスという数字の羅列(例えば「216.58.197.163」のような形式となっています)がインターネット上の住所に相当するのですが、数字だけだと人間には覚えづらいので、ドメインという文字列が IP アドレスに紐づいています。

例えば、上にあるブラウザの画像を見てみますと、URL は
https://shigotoron.com/category/未分類/
であり、ドメインは
shigotoron.com
となっています。

基本的には、Web サイトを公開する際にはドメインも必要となります。このドメインですが主に 2 種類あって、自分で(多少の料金を払って)取得する独自ドメインと、レンタルサーバーなどの業者が提供するドメイン(のサブドメイン)があります。

WordPress とは

WordPress とは、Web サイトの制作や記事の管理を楽にしてくれる CMS(コンテンツ・マネジメント・システム)のひとつであり、ソフトウェアです。基本的には無料で使うことができますが、有料の追加機能(プラグイン)やサイトのデザイン(テーマ)を買うこともできます。WordPress には管理画面というものがあって、基本的にはブラウザ上でサイトのデザインや記事の作成・管理などを行っていきます。先ほど、Web サイトの公開には Web サーバーが必要であると説明しましたが、WordPress を使う場合はこれに加えてデータベース(MySQL)というものも必要になってきます。ただし、ほとんどのレンタルサーバーは WordPress に対応しており、したがってデータベースも使えるようになっています。以下に WordPress の管理画面の画像を載せます。

WordPress の管理画面

SSL/TLS とは

SSL と TLS は、いずれもインターネット上でデータを暗号化して安全に送受信する仕組みのことです。これにより、第三者によるデータの盗聴や改ざんなどを防ぎます。SSL/TLS が使われている場合は、URL の左側に南京錠のマークがつき、URL が https から始まります。(ただし、https:// の部分が表示されないブラウザもあります。)

SSL/TLS でサイトを保護することは、サイトにアクセスしてきた人に安心感を与えることにもつながりますので、是非とも SSL/TLS 対応しておきたいところです。

私がおすすめするレンタルサーバー

「レンタルサーバー おすすめ」で検索するといろいろな情報が出てくるので悩ましいですが、安さで選ぶならリトルサーバーが良いのではないかと個人的には思います。20 日間の無料お試し期間もあるようです。ただし、独自ドメインを取得したい場合は他社でそれをやる必要がありそうで、その場合はネームサーバーの設定なども必要となってきます。もし Web サイトの構築が全くのはじめてである場合は、独自ドメインを取得するのではなく、リトルサーバーが提供するドメインを使うのが良いかと思います。リトルサーバーにおけるドメインの扱いについてはこちらを参照して下さい。ちなみに、私はレンタルサーバーについてはリトルサーバーを使っており、独自ドメインの管理にはエックスサーバーを使っています。

ちなみにこれはステマではなく、私が勝手にオススメしておりますのでご了承ください。

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