Laravel 入門 ⑦(日本語化やタイムゾーンの設定など)

皆さん、こんにちは。管理人です。今回は、英語表記になっている部分(の一部)の日本語化や、タイムゾーンの設定などを行っていきたいと思います。

Laravel の日本語化

まず、今の段階では、まだパスワードを求める画面などに英語が残っていますので、これを日本語化していきたいと思います。

まず、laravel-lang/publisherlaravel-lang/lang をインストールします:

composer require laravel-lang/publisher laravel-lang/lang --dev

続いて、lang フォルダ直下に ja フォルダと ja.json を作成します:

php artisan lang:add ja

続いて、config/app.php の 85 行目あたりに

'locale' => 'en',

とあるので、これを

'locale' => 'ja',

とします。

これで日本語化されているはずですので、ブラウザにアクセスしてみましょう。

ウェルカムページは英語のままでした
会員登録の画面は日本語になっていました
こちら、ログインの画面も日本語です
Dashboard の文字と Log Out の文字は日本語になっていました

タイムゾーンの変更

続いて、config/app.php の 72 行目あたりに

'timezone' => 'UTC',

とあるので、これを

'timezone' => 'Asia/Tokyo',

としておきましょう。

アプリ名の変更(.env ファイルの編集)

続きまして .env ファイルの一行目が

APP_NAME=Laravel

となっているかと思いますが、これを

APP_NAME=ToDoアプリ

とでもしておきましょう。(ブラウザのタブに表示されるタイトルが変わると思います。)

ウェルカムページの変更

最後に、お好みにもよりますが、resources/views/welcome.blade.php を次のよう編集して終わりたいと思います。

<!DOCTYPE html>
<html lang="{{ str_replace('_', '-', app()->getLocale()) }}">
    <head>
        <meta charset="utf-8">
        <meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1">

        <title>Laravel で作った ToDo アプリ</title>

        <!-- Fonts -->
        <link href="https://fonts.bunny.net/css2?family=Nunito:wght@400;600;700&display=swap" rel="stylesheet">

        <!-- Styles -->
        <style>
            body {
                font-family: 'Nunito', sans-serif;
            }
        </style>

        <!-- Scripts -->
        @vite(['resources/css/app.css', 'resources/js/app.js'])
    </head>
    <body class="antialiased">
        <div class="relative flex items-top justify-center min-h-screen bg-gray-100 dark:bg-gray-900 sm:items-center py-4 sm:pt-0">
            @if (Route::has('login'))
                <div class="hidden fixed top-0 right-0 px-6 py-4 sm:block">
                    @auth
                        <a href="{{ url('/dashboard') }}" class="text-sm text-gray-700 dark:text-gray-500 underline">ダッシュボード</a>
                    @else
                        <a href="{{ route('login') }}" class="text-sm text-gray-700 dark:text-gray-500 underline">ログイン</a>

                        @if (Route::has('register'))
                            <a href="{{ route('register') }}" class="ml-4 text-sm text-gray-700 dark:text-gray-500 underline">会員登録</a>
                        @endif
                    @endauth
                </div>
            @endif

            <div class="max-w-6xl mx-auto sm:px-6 lg:px-8 text-white dark:text-white">
                <h1 class="text-4xl mb-4 text-center">ToDo アプリ</h1>
                <p>シンプルな ToDo アプリです。</p>
            </div>
        </div>
    </body>
</html>
このようなシンプルな画面となります。

参考文献

『Laravel-Lang/publisherでLaravelを日本語対応する』https://qiita.com/tuun/items/09ee0e3cdedbfa83c46d

最後に

いかがでしたでしょうか。今回(第 7 回)をもちまして、Laravel 入門のシリーズは終わりにしたいと思います。ここまで読んでくださった方々、ありがとうございました。

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