仕事と学習は表裏一体の関係である

皆さん、こんにちは。管理人です。今回の記事では、仕事と学習は表裏一体の関係である、ということについて述べたいと思います。

どこまでを「学習」と呼ぶか

一般的に「学習」というと学校での勉強のことをイメージする方も多いかも知れません。しかし、ここではもう少し広い意味で「学習」という言葉をとらえたいと思います。つまり、社会人が仕事のやり方を学ぶことも「学習」ととらえることにしますし、社会で生きていく上で必要な知識(例えば、他者との適切なコミュニケーションの取り方とか、確定申告のやり方とか)を得ることも「学習」ととらえることにします。

なお、OJT(オンザジョブトレーニング)は仕事でも学習でもあるといえるでしょう。

仕事で良い成果を出すためには、良い仕事のやり方を学習する必要がある

ここで、仕事で良い成果を出すためには良い仕事のやり方を学習する必要があります。(例えば、職人さんが長年の経験で身につけたノウハウも、ある意味では、長年の学習で身につけたものといえます。「体感する学習」といえるかも知れません。)

ここで注意しなければならないのは、良い仕事のやり方を学習したからといって、良い成果が出るとは限らない、ということです。なぜなら、多くの場合、仕事というのは自分の力ではコントロールできない部分(例えば、マーケットの環境とか、チームメンバーの能力とか)が存在するからです。自分の能力が高くても、肝心の外部環境が悪くて良い成果が出なかった、という苦い経験をしている人もいるのではないでしょうか。いわば、良い仕事のやり方を学習することは、よい成果を出すための必要条件ではありますが、十分条件ではありません。

残念ながら成功は保証されていない

誰しもが仕事や勉強、あるいはスポーツなどにおいて成功したいと願っています。しかし残念ながら、成功は保証されていない場合がほとんどです。成功したい(あるいは良い成果を出したい)というのは、成功していない現在の状態(あるいは良い成果が出ていない現在の状態)から、成功した未来の状態(あるいは良い成果が出た未来の状態)にうつりたい、ということでもあります。つまりは、「成功したい」というのは「理想の未来を手にしたい」ということでもあるわけです。しかし、残念ながら、「理想と現実」というのはありますし、「未来」というのは不確実な部分があります。その不確実な部分があるからこそ、成功(という未来)は保証されていないのです。

失敗から何かを学習する、という仕事

また、人生において失敗などしたことがない、という人はいないと思います。多かれ少なかれ人生において失敗はつきものです。なので、失敗とどう向き合うかが重要となってきます。

では、失敗とどう向き合えば良いのかというと、「失敗から何かを学習する」ということが大事だと思います。例えば、私は電車に傘を置いたまま忘れていってしまったことがあるのですが、それ以来、傘はできる限り手に持っておくようにしています。

あとは、難しいかもしれませんが、できる限り気にしない、ということです。運が悪くて失敗してしまった、ということもよくあるからです。ただし、そこまでに自分がしてきたことが正しい努力だったかどうかは多少は検証しておく必要があるかと思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました