今回の記事では、Tailwind CSS における余白(Margin や Padding)の指定方法を解説します。
Margin の指定方法
基本的には、m{t|r|b|l}-{サイズを表す数値}
というふうに指定します。t、r、b、l はそれぞれ top、right、bottom、left の頭文字となっています。水平方向の margin を指定したい場合は mx-{サイズを表す数値}
とし、垂直方向の margin を指定したい場合は my-{サイズを表す数値}
とします。
クラス | プロパティ |
---|---|
mt-{数値} | margin-top: 数値/4 rem; /* あるいは 数値×4 px */ |
mr-{数値} | margin-right: |
mb-{数値} | margin-bottom: |
ml-{数値} | margin-left: |
m-{数値} | margin: |
mx-{数値} | margin-left: |
my-{数値} | margin-top: /* あるいは |
例えば、ml-0 から ml-3 を指定すると、左側のマージンはそれぞれ 0, 0.25 rem (4px), 0.5 rem (8px), 0.75 rem (12px) となります。
See the Pen Margin(Tailwind CSS) by Shigotoron@GitHub (@s31104989) on CodePen.
また、要素を水平方向中央に配置したい場合、mx-auto
を指定するのが便利です。これにより、
margin-left: auto;
margin-right: auto;
と指定したのと同じ効果が得られるからです。
See the Pen Untitled by Shigotoron@GitHub (@s31104989) on CodePen.
なお、margin を px(ピクセル)や rem で指定したい場合は、m{t|r|b|l}-[*px]
あるいは m{t|r|b|l}-[*rem]
などとすれば良いです。ただし、* には数字が入ります。例えば、m-[10px]
を指定すると、
margin: 10px;
となります。mx(水平方向の margin)や my(垂直方向の margin)についても同様です。
Margin についてより詳しくは
https://tailwindcss.com/docs/margin
を参照して下さい。
Padding の指定方法
基本的には、p{t|r|b|l}-{サイズを表す数値}
とすれば良いです。こちらについても、t、r、b、l はそれぞれ top、right、bottom、left の頭文字となっています。水平方向の padding を指定したい場合は px-{サイズを表す数値}
とし、垂直方向の padding を指定したい場合は py-{サイズを表す数値}
とします。
クラス | プロパティ |
---|---|
pt-{数値} | padding-top: |
pr-{数値} | padding-right: |
pb-{数値} | padding-bottom: |
pl-{数値} | padding-left: |
p-{数値} | padding: |
px-{数値} | padding-left: |
py-{数値} | padding-top: |
次の例では、4 つの div 要素それぞれに pt-1, pr-2, pb-3, pl-4 を指定しています。赤い部分が padding となっています。
See the Pen Untitled by Shigotoron@GitHub (@s31104989) on CodePen.
なお、padding を px(ピクセル)や rem で指定したい場合は、margin の場合と同様、m{t|r|b|l}-[*px]
あるいは m{t|r|b|l}-[*rem]
などとすれば良いです。ただし、* には数字が入ります。例えば、p-[20px]
と指定すると、
padding: 20px;
となります。px(水平方向の padding)や py(垂直方向の padding)などについても同様です。
Padding についてより詳しくは
https://tailwindcss.com/docs/padding
を参照して下さい。
コメント